S.さん(上智大学経済学部)2000年度一橋大学大学院商学研究科、大阪大学大学院経済学研究科合格

これから、私の実体験に基づいて経済・商学系大学院を目指す方の参考になるような勉強方法について、少し述べたいと思います。皆さんの参考になったら幸い です。

Step1
入試を突破するためには最初に「敵」を知らなければなりません。まず、過去問を収集しましょう。過去問は学部2年・3年のころから入手できます。入試直前 に入手してもまず練習する時間はありません。とにかく、思い立ったらまずできることから始めましょう。ただし大学の過去問と大学院の過去問には大きな違い があります。大学院の過去問には、赤本等の大学の過去問と違って模範解答がついていません。

まあ、とりあえずざーっと問題を眺めてみましょう。ここでもしすらすら解けるようなら、受験勉強は不要です。大学院の入試問題は、複数の分野から選択解答 するのが一般的です(十数問中から二問程度)。ですから、どの分野を選択するのかの「あたり」はだいたいつけておきましょう。あまりに特殊性の高い(ニッ チな)分野を選択してしまうと、併願の際に「範囲の経済」が働きません。複数の受験校に共通の試験科目があれば、労力が節約できてちょっとお得ですよね。 ですから、私は個人的には汎用性の高い(どこの大学院も受験できる)「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」を選択することを強く推奨します。

Step2
過去の問題を入手してどんな問題が出るかを把握したら次は、いわゆる「受験勉強」です。ここでもし「独学で大丈夫そうだ」という自信がもてるのなら、独学 をするのが良いと思います。

しかしながら世間一般だいたいどの分野においても「ノウハウ」「要領」というものが存在します。ましてや受験勉強は限られた時間の中で効率的に行わなけれ ば合格はおぼつきません。いくら努力をしても、その努力の「ベクトル」が「目標」とは全く違う方向に向いていたら、合格はできません。したがって、その分 野の専門家を頼るのが最終的には最もコストが安くすむのではないかと私は思います。

Step3
さて「僕(私)には独学は無理だな」と思う人は、いよいよ大学院入試のための予備校選びです。私は経済塾を強くお奨めします。経済塾は、私の知るかぎり経 済系大学院入試のための最強の予備校です。まず始めに、多くの大手予備校では、いわゆるマスプロ形式(大人数制)の授業が展開されていますが、経済塾は一 クラス数人の少人数制です。言うまでもなく、疑問点については講師の方に直接質問することができ、たいへん密度の濃い学習が可能です。さらに経済塾の利点 として、講師の方に研究計画書についてコメントをしていただけることが挙げられます。研究計画書の執筆は、大学院入試に向けての最初の試練です。面接試験 (2次試験)の内容と合否は、この研究計画書の出来に大きく左右されると思われます。研究計画書の執筆をとおして、自分が何を研究したいと思っているのか をじっくりと見つめ直すことができます。

さらに私は、経済塾の最も大きな利点は「経済学の根底に流れる思想に触れることができる」ことだと考えます。たと えば「ミクロ経済学」を数学的な制約条件付き最適化問題として捉えると、とても無味乾燥なものに感じられる傾向があります。しかし経済塾のミクロ経済学の 授業では、「経済学は何を目指している学問なのか」をしっかりと「体感」することができます。このような知識は、少しばかり独学で本を読んだだけでは身に 付きません。

経済系大学院を目指す皆さん、ぜひ経済塾で経済学を「体感」して合格を勝ち取ってください。