Sさん(上智大学経済学部)2005年度 東京大学大学院経済学研究科、一橋大学大学院経済学研究科合格

経済学塾に参加しなければ、今回の合格は間違いなくありえませんでした。院の受験は、大学受験と違い、経験者も公開される情報量も圧倒的に少ない上、偏差 値と言う他人との比較手段もないため、不安を感じない瞬間はありませんでした。こんな時期だからこそ、経済塾で自分と同じ不安を抱える人たちの存在によっ て励まされたりして、そして何よりも先生が勉強すべき部分をしぼってくれた事で合格への可能性を与えてくれました。

私が大学院受験を決めたのは今年の4月でした。理由は就職活動がうまくいかなかった事です。私は大学院に進学する事で自分の市場価値を高めて、自分を拒ん だ人たちに見返してやりたかったのです。

しかし、動機は強いものであっても、私の意志は動機に見合うだけの強さを持ちませんでした。私は最初の一ヶ月間で 確かにマクロを一生懸命勉強しましたが、教科書を一冊終わったところで、熱意も冷め切ってしまいました。やる気が起こらないままだらだらと残りの数ヶ月間 を過ごし、試験の一ヶ月ほど前となって、ようやく焦りがじわじわとこみ上げてきました。もう間に合わないというあきらめの気持ちとあと一ヶ月できっとなん とかなるという気持ちが複雑に絡みあう中で、私はひたすら方法を考えました。

遠山先生の事は経済セミナーで前から知っていましたが、院試のために塾に通う 事を恥ずかしく思っていた事と経済的な理由もあって、私はあくまでも自力にこだわりました。しかし、一ヶ月前にもなると、気持ちの余裕はもうほとんどなく なってしまい、友人の勧めで経済学塾に入る事を決めました。これまで私は授業や講義などを無視してマイペースで勉強してきた人間なので、GPAも2をきる ほど悪いものでしたが、今回ばかりは自力でどうにもできない事を感じて、謙虚な気持ちで言われた事を実行しようと決めました。そして私は一ヶ月間を過去問 解きとノートの復習に半分の時間をつぎ込み、残った半分の時間で先生が指摘してきたポイントを勉強しました。

今回の合格は私に取って本当に奇跡にようなものです。しかし、経済学塾に入った事で、奇跡の可能性をつかめたように思います。ですから、先生には本当に感 謝しています。